今回の出張は、わしと
東京から来たA木って奴と
二人で仕事をしている。
このA木君 岩手出身25歳の新米で 今回研修って名目で
わしの下で
勉強している。
大体 下請けのわしが、元請けのA木君の面倒を
見るなんて 間違ってるよなぁ
仕事は、そんなに忙しくないのでA木君と話す機会が多い
だけど このA木君 やたらと武勇伝ばかり語る。
高校時代 ワルで名を売ってたらしく 暴走族5人を
1人でシバキ回し 喧嘩無敗
岩手の有名なヤ○ザと繋がりあって 岩手にいたころは
喧嘩三昧の日々やったらしい。
・・・・・・
なんか うそ臭いんだよねぇ
代表や善太郎さんの話で そういう話に慢性に
なってるんかなぁ?
大体 岩手って 毎日 喧嘩していないと
生きていけないほど 治安の悪いとこなんか?
武勇伝を語ってるときの代表・善太郎さんと
明らかに違うんだよ こぉ何と言うか
オーラって言うか 雰囲気って言うか
昨晩 仕事も一段落したので ささやかながら
二人で打ち上げをすることに
お酒も進み A木君の武勇伝にも拍車がかかり
かなり 熱く語り出す。
「鶴さん 喧嘩ってもんは、ようは根性ですよ。根性
根性さえ あったら喧嘩に負けんっすよ」
なーんか おちょくりたく なったんだよねぇ
「A木君 ぼくと勝負して下さい。」
少し 下手に出て 言うと
「辞めといたほうが、いいっすよ 鶴さん
俺に勝てないに決ってますから」
ビールを片手に なめた調子でいうので
「大丈夫ですよ。ぼく少しは、
格闘技かじってるし
根性だって 少しは、ありますよ」
かなり 怒りぎみで
「たとえ 俺に勝ったとしても 俺のバックには
ヤ○ザが、付いてるんっすよ いいんっすか?」
ますます おちょくり精神が、燃えてきて
「大丈夫 大丈夫 岩手でしょ? ヤ○ザが来る前に
ぼくも逃げる準備しときますから 表に出てくださいよ。」
居酒屋の机をドンと叩き
「てめー いつか やってやらー」
勘定も払わず 店を出ていった。
いつか やなくて 今やれよ
今日 A木君 一言も口を聞いてくれません。
ヤ○ザに連絡されたかな?